三浦按針ゆかりの地を訪ねてゴマちゃん道中記第4回 NO.84

4月29日会話
杖「旦那様～」
ゴマ「オ～なんだい」
杖「これから八幡浜へ抜ける夜昼トンネルの事ですけれど、
大変危険な道路ですので、ご注意下さいませ」
ゴマ「オ～ありがとよ」
杖「ハイ!奥さまから、本当に危ない時は
旦那様に注意するようにと仰せ使っておりますので」
ゴマ「そうかい、ありがとよ、そんなに危険なのか?」
杖「ハイ!杖仲間からの情報ですと、歩道は
狭くガードレールは有りません。
対面交通でトンネルの長さは2141mで右側に転びますと、
もんじゃ焼きや蛸せんべいになってしまいます。
ですから私めを右手に持ち支えてください。
決してトンネルを抜けるまで左手で持たないで下さいませ。
何か有りますと旦那様お得意の〝洒落だぜ〟では済みませんので」
ゴマ「アイヨー!注意して歩くんべえ」
杖「リュックさま、後方から大型車が来ましたら
旦那様の背中をツンツンして教えてやって下さいませ。
風圧で体が揺れバランスを崩しますので」
リュック「解ったわ、大事な旦那様ですものまかせて♪」
杖「旦那様くれぐれも余計な事は考えず、集中してお歩き下さいませ」
ゴマ「解ったよ、オイラは下らない事をすぐ考えるからな」
杖「はい!ご安全に行きましょう。
キャップさまも顎紐をしっかりとお絞めくださいまし。
風圧で飛んでしまいますので」
キャップ「アイヨ～解ってる」
杖「靴殿も滑らないようにお願い致します。歩道には所々水が出ています」
靴「オイヨー!慎重に行くぜ!杖オマエは本当に良く気付くなあ」
ゴマ「トンネルを抜ければ八幡浜からフェリーで臼杵に再上陸だ。
杖の言う通り気を付けて行くぞ!!!」
全員「ハァーイ♥ガッテンだ!解った!」

五郎駅～八幡浜港 20キロ