潮風といっしょに

絵と文 チワキニッコリ

【作者自己紹介 】
チワキ・ニッコリ（本名：血脇正裕）
ニッコリとは、世界の大変革に小さな役割を果たした
フィレンツェに住む古書の収集家で、生涯独身を通した少し
変わった１５世紀の人の名です。
彼はルネッサンスが起きるきっかけとなったギリシャの哲学者、
ルクレティウスの古い書物『物の本質について』
を書写して、人間と自然をあるがままの姿で見よう
という考えを社会に広めるために力を尽くしました。
フルネームはニッコロ・ニッコリ。
そんなニッコリにあやかり、自分の名字を組み合わせたのが
「チワキ・ニッコリ」のペンネームです。
作者は、若い頃に印刷工としてピンセットを、
次に家具職人として鉋を、清掃員として金ブラシを、
警備員としては夜間巡回用の懐中電灯を、生活の友としてきました。
仕事の傍らペンをにぎって２５年。
今ようやっと、こうして本になりました。
作者は、たとえ一日に一字書けなくても、
机に座れただけで満足するというペースでやってきたので、
完成までにすごく時間がかかりました。

文の中には、ペンギンも、アメリカカワウソも、
妖怪らしき小動物も登場します。

逸見にお住まいの血脇さんです。
逸見・吉倉地区には色々な才能をお持ちの方がいますよ。
そのうち順次、ゴマちゃん流にご紹介したいと思います。
この本はエッセイになるだろうと思います。
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